1. HOME
  2. 事業案内
  3. 4大特性
  4. 保水性

4大特性

4大特性

保水性

保水性

都市部のヒートアイランド現象を防止する高い保水性(熱緩和性)

ポーラスコンクリートは、その内部に 30% 程度の空隙を持ち、雨水を透水・保水できる構造体を持っています。
その高い保水性により、道路や建物の表面の温度上昇を抑え、ヒートアイランド現象を防止します。また、その保水能力は、豪雨時でも急激に雨水が集中することを防ぎ、下流域の洪水を防ぐ事を可能にしています。
夏場の都市部において、周辺地域よりも気温が高くなるヒートアイランド現象は、都市化が生んだ現代の深刻な環境問題になっています。ビルやマンションのコンクリート壁面からの放射、アスファルト地面 からの放熱が原因となり、ゲリラ豪雨.大雨を引き起こす要因とも考えられています。街の下水道の排水能力を大きく上回る雨量をもたらすヒートアイランド現象対策に、ポーラスコンクリートの高い保水性がその効果を発揮します。

複層ポーラスコンクリートの熱緩和特性

ポーラスコンクリートの温度上昇防止機能

ポーラスコンクリートは、その内部に通気性を持つとともに、保水ができるため、夏期の日射による温度上昇の防止効果をもっています。都市のヒートアイランド現象防止に役立ちます。

屋外における表面温度測定結果

ポーラスコンクリートは温度上昇が小さく、日没後の温度低下が早いことが実証されました。この実験の結果は、ポーラスコンクリートの空隙と保水性の高さが、ヒートアイランド緩和に効果的であることを示しています。

表面温度比較

24時間表面温度・内部.底面の温度の変化を測定

種類 最高 / 20時
ポーラスコンクリート 34℃ / 26℃
普通コンクリート 38℃ / 29℃
アスファルト 51℃ / 30℃